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   ※トンボの他に野鳥など色んな生物・・観光・郷土料理など総合的な内容です。
天気・気温は名瀬の記録です

奄美大島旅日記―2日目 平成27年7月17日(金曜日) 晴れ時々雨
最高気温 30.1℃ 最低気温 24.3℃


 昨日の疲れが残ったまま8時過ぎに宿を出発。コンビニでポークサンドセットを購入して中部を目指します。奄美大島の多くの山でマツクイムシにやられた松枯れ目立ちます。途中、穀類を貯蔵する倉庫『高倉』がありました。釘を使っておらず、ネズミも登りにくい構造だそうです。南部に行くにつれ目立つのがアマミノクロウサギを注意する看板です。特に山地を走るときは気を付けましょう。
ポークサンドセット 松枯れした山 高倉
アマミノクロウサギ注意看板 アマミノクロウサギ注意看板 アマミノクロウサギ注意看板

 いよいよ昨日も訪れたトンボポイントへ。まずは滝ポイントで散策です。昨日のスコールで湿度があったせいかナメクジが多かったです。ピンクで可愛らしいハシカンボクも咲いていました。狙うトンボはアマミサナエリュウキュウハグロトンボアマミルリモントンボはいるが結局見つけることは出来ませんでした。ちょっとトンボから離れて両生類・爬虫類・哺乳類探し。早速アマミハナサキガエルを発見!生息環境に応じて色が違い、擬態する忍者カエルです。こちらにも生息しているニホントカゲにそっくりのバーバートカゲ。色んな所で見かけたリュウキュウアオヘビ。ここの地点にはマングーストラップが多く設置してありました。リュウキュウアブラゼミが鳴きだし暑さ倍増。そのあともアオカナヘビオオシマトカゲが現れ収穫も多かったです。林道を歩いていると見慣れないトンボ発見!老熟して翅が茶化したオオシオカラトンボ♀でした。涼を求めて林道横の沢を暫く歩くことにしました。すぐに渓流上を飛び回るトンボ発見!すぐにミナミヤンマだとわかり興奮!虫取り網を一振りしてキャッチ!ミナミヤンマ♂に枝に掴まって頂きやらせ撮影。暗くてピントは合わないし、すぐに復活して飛び去り数枚の撮影でした。
ナメクジ ハシカンボク リュウキュウハグロトンボ
アマミルリモントンボ♂ アマミハナサキガエル バーバートカゲ
リュウキュウアオヘビ マングーストラップ マングーストラップ
リュウキュウアブラゼミ アオカナヘビ オオシマトカゲ
オオシオカラトンボ♀ ミナミヤンマ♂ ミナミヤンマ♂

 滝ポイントから湿地ポイントへ移動します。1日中池周りを縄張り飛翔しているリュウキュウトンボ。虫取り網でキャッチ。光沢のあるとても綺麗なトンボです。今回もやらせ撮影。今回は長時間掴まっていた為、沢山撮影出来ました。天草にも多くいるベニトンボも多かったです。湿地にはアマミシリケンイモリも多かったです。見た目は普通のイモリとかわらない感じです。今までハネナガチョウトンボ遠い場所に止まっているのですが、運よく近くの草に止まっていました。個体数も多くオス同士が縄張り争いをするので翅はボロボロです。湿地周りではルリカケスも多く飛び回っていましたが、どれも遠かったです。湿地ではオキナワチョウトンボ・リュウキュウトンボなどのペア連結が観察出来ましたが遠く撮影が困難でした。川のそばにいたアマミハナサキガエルは石ころに擬態した模様で、よく見ないと気付きません。湿地を離れて奄美大島の最高峰の湯湾岳(694.4m)を目指します。狙うは日本で一番美しいアマミイシカワガエル。いそうなポイントを探しますが、そう簡単に見つかる訳もなく撃沈。湯湾岳から湿地へ戻ることにしましたが、カーナビで目的地まで30kmの表示が。「そんな訳ないやろ〜」やカーナビにつっこんでしまった。直線距離で数キロ、山道を走っても10km未満は確実です。ナビを確認したら近くにあるにも関わらず、1度下道の大きな国道に下ろして再度大きな道を登らせるルート。無視して道看板を通り7kmちょっとでした。もうナビなんて信用しないぞ!と強く思った。再度湿地に戻り狙うはオオメトンボ。曇り雨の繰り返しで最悪な天気でしたが、16時前には池に現れ始めました。虫取り網を10回以上振ってやっとキャッチ。オオメトンボ♂だ!今回もやらせ写真撮影。グリーンの複眼と細くてシャープな腹部が綺麗だ。今回2回目のペア連結飛翔発見!急いで近くに行くとメスが打水産卵中!水草には茶色い小さな卵が一杯。憧れのトンボの産卵が撮影出来大満足。今日はなかなかの成果に大満足。本当は黄昏トンボを19時頃まで待たないといけないが、雨も強く降り出し今日のトンボ撮影は終了。帰りにズアカアオバトのペアがまったりしており車から間近で撮影。もう深夜の寝床だったのでしょうね。
リュウキュウトンボ♂ リュウキュウトンボ♂ ベニトンボ♂
アマミシリケンイモリ ハネナガチョウトンボ♂ ルリカケス若鳥
オキナワチョウトンボ♂♀ リュウキュウトンボ♂♀ アマミハナサキガエル
湯湾岳 湯湾岳公園 オオメトンボ♂
オオメトンボ♂ オオメトンボ♀産卵 オオメトンボの卵
ズアカアオバト♂♀ ズアカアオバト♂ ズアカアオバト♀

宿に18時に到着して洗濯を済ませて20時から最後の晩餐へ。奄美夢島のフリー情報誌を見て決めたのが島料理木の花(このはな)。美味しくて低価格の島料理が食べられるみたいで即決しました。名瀬の繁華街にあり駐車場はありません。宿から10分ぐらいで繁華街のパーキングに停めた歩いて1〜2分ぐらいの木の花へ。とてもいい雰囲気のお店で落ち着く感じです。奄美夢島のフリー情報誌を見せたらドリンク1杯サービスがあり、グァバジュースをオーダー。パンフレットに載っていた鶏飯茶漬けアオサの天ぷら(皿一杯のっていましたが食べちゃいました。残り2個になってた)と油そーめん(こちらは食べ上げたあとに撮影忘れに気づき写真なし。反省)を注文。隣の席にいた地元のお姉さん(年齢は秘密です)と意気投合して楽しい食事のスタート。お昼ご飯食べておらず腹ペコペコです。料理を待っていると隣のお姉さんからアオサの天ぷらを頂きありがたい。お通しの酢の物と豚味噌のあと鶏飯茶漬けが登場!う〜ん美味い!やっと奄美らしい食事にありつき落ち着きます。油そーめんスモモジュースもとても美味しく「この店で良かった〜」と心の中で叫んだ!隣のお姉さんは実は凄い人でした。ユタ神様と呼ばれる方でした。ユタとは沖縄や奄美にいる霊能力のある方のことをいいます。私も見て頂きました。年齢をズバッと当てられちょっとビビり、性格や今強く思っていること(感じていること)をズバリ当てられ鳥肌が立つぐらいでした。「皮膚が弱いでしょ」と言われ、これまた大当たり!昨日、ナイトツアーを案内して頂いた奥さんが庭で毛虫に刺されて2週間ぐらい大変だったと聞いたばかりでした。本日はそれが頭にあり、林道を歩くときに木を掴む時、やたらと毛虫が気になっていたのは事実です。これが強く頭の中にあったのでしょうね。今日はお姉さんも島外の人と会話したいと来られていたみたいで、全てにおいて偶然ではなく必然と思える事ばかりでした。前回の石垣・西表島に続いて今回も人との出会いに感謝してお店を出ました。ここまでは良かった。木の花があるのが四ツ角と所。車を停めたパーキング目指して歩くがパーキングがありません。車運転なのでアルコールは飲んでおらず酔っぱらっていません。久し振りに方向音痴の本領発揮です!四ツ角だった為、歩いて行った方向が全く違っていました。パーキングに辿り着かない訳ですね。無事、スマホのナビでパーキングに辿り着きました。迷子になりかけましたが、何とか無事22時半頃宿に着き2日目が終わりました。
島料理 木の花 酢の物と豚味噌 鶏飯茶漬け
アオサの天ぷら グァバジュース スモモジュース

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